■流通市場って何??



  発行市場については理解できましたか??ここではセカンダリー
  マーケットとも呼ばれる「流通市場」について解説していきます。

  流通市場は投資家や証券会社などが既に発行市場で発行された
  債券(既発債)を取引する市場になります、流通市場には、取引所
  取引と店頭取引があります。

  既発債を売買するためにはどういう経緯があるでしょうか?
  具体的には投資家から注文を受けた証券会社が注文を証券取引所
  に持ち込み、取引所で売買の相手方を探すか、証券会社自らが売買
  の相手方になって相対取引をするかの2つの方法が存在します。

  前者は取引所取引、後者は店頭取引と言われます。ここをよく
  頭の中で整理されて下さい。2つの分類があるのです。

  では取引所取引と店頭取引はどちらが多いでしょうか?
  債券の流通市場では、実は、店頭取引が大部分を占めているのが
  実際です。それは債券の銘柄数は数万以上あり、しかもその
  一部は年々償還されさらに新規発行されるなど、常に入れ替わっており、
  取引所で売買するには物理的な限界があるからだ考えられます。

  その他、債券は銘柄別の個性が乏しいとか、取引単位が大きい
  などの理由も挙げることができます。

  上記のような理由で債券取引のほとんどは証券会社の店頭取引に
  より行われますが、通常の証券会社においては自己ポジションと
  してある程度の債券を保有しているのが普通です。

  つまり証券会社が自社で価格変動リスクをとってポジションを
  建てているということです。しかし自己のポジションを保有する
  ということはそれだけ資金量が必要になりますし量には限界があります。

  ですから証券会社の債券デイーラー間の債券売買の仲介を目的にして
  日本相互証券が設立されていることは有名です。ここは債券ディーラー
  のポジションの調節を行い流通市場の整備を図る機関として作用しています。

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