■債券の変動要因って??



  ここでは債券価格に影響を及ぼしうる変動要因について考えて
  いきます。併せて景気変動のサイクルについても考えてみます。

  債券投資は償還期間が10年・20年などの長期にわたることも多く
  債券の変動要因を考える時も長期投資の視点から考えていくこと
  が重要になります。

  債券は例えば国債などであれば国の長期的な信頼もあるので
  長期投資に向いているとも言えます。長期で見た場合に債券相場
  に変動を与える大きな要因は景気や物価動向などのファンダメン
  タルズであるとされています。

  一般的に景気の拡大は債券価格の下落につながります。景気の
  後退は債券価格の上昇につながります。以下のような流れになります。

  ★景気拡大⇒資金需要増大⇒金利上昇⇒債券価格の下落
  ★景気後退⇒資金需要減少⇒金利下降⇒債券価格の上昇

  景気が拡大傾向にある場合は中央銀行(日本で言えば日本銀行)
  による金利上昇政策がとられます。景気が拡大傾向にある場合は
  物価が上昇しているので日銀は金利を上げて景気過熱と物価上昇
  を抑制しにかかります。

  この結果、政策金利の上昇とともに様々な市中金利が上昇して
  いくことになります。また景気が良い場合には企業の資金需要は
  旺盛になるので銀行借り入れが増加し銀行は債券を売るなど他資産
  から資金を回収することも考えられるので金利が上昇しやすくなります。

  この流れは非常にイメージがつきやすいですよね。

  次は全く逆のケースです。景気が後退傾向にある場合は中央銀行
  による金利低下政策がとられます。景気が後退傾向にある場合は
  物価が下落しているので日銀は金利を下げて景気を刺激し物価下落
  を抑制しにかかります。

  また景気が悪い場合には企業の資金需要は減退するので銀行借り
  入れが減少し銀行は債権を買うなど他資産へ資金を移すことも考え
  られるので金利が下落しやすくなります。

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